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プレゼンボードやインテリアパースの色について

こんにちは。Kyoheiです。

今回はについてのお話をしていきたいと思います。

 

 

seekencearchi.hatenablog.com

 

以前、この記事の中で、プレゼンボードの作り方の1つとして色のお話をしていきました。今回はより詳しく色のお話をしていきたいと思います・

 

 

 

 1.色についての基本知識

 

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画像出典:http://zokeifile.musabi.ac.jp/%E8%89%B2%E7%9B%B8%E7%92%B0/

 

みなさん、「マンセル色相環」というのはご存知でしょうか。 

色はこのように色相環で表すことができ、向かい合う色を「補色」といいます。

補色は色の考え方でいうと逆の色なので、一緒につかうとアクセントになったり、相性がよく、ファッションでもお洒落に見える色の組み合わせになります。

 

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画像出典:https://locari.jp/posts/140339

イタリア男性が好むと言われている「アズーロ・デ・マローネ」。

「アズーロ(AZZURRO)=空色」「マローネ(MARRONE)=栗色」という意味で、ビジネスカジュアルでもよく取り入れられる色の組み合わせですが、青と茶色(黄・赤系統色)は、色相環でも補色の関係同士であり、論理的にも調和のとれた組み合わせであることがわかりますよね。

 

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https://allabout.co.jp/gm/gc/475713/

色相環に、明度(白と黒の概念)を組み合わせたものが「トーン」になります。

トーンも合わせることで、より自然な配色として見せることが可能になります。

 

続いて、プレゼンボードやインテリア等を検討する際に、参考になるサイト、ツールなどを紹介していきます。

 

 

・Paretton

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http://paletton.com/#uid=1000u0kllllaFw0g0qFqFg0w0aF

 

 

こちらは過去の記事で紹介しました。

上記の色の基礎知識を読んでいただければわかるかとおもうのですが、このサイト、補色等の相性の良い組み合わせを、同じトーンに合わせてカラースキーム作成してくれるという際とだということがわかります。

自分で補色を見つけるのが難しい、トーンが中々合わない、という方は、是非参考にしてみてください。

 

 

PinterestでColor scheme と検索

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https://www.pinterest.jp/

 

Pinterestで「color schemes」と検索すると、上記のようなカラースキームが沢山出てきます。

ボードの基準色を決めたり、パースでも家具や小物の色をカラースキームをつかって整えていくと、ボード全体が整っていきますよ。

 

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画像出典:https://issuu.com/xwang134/docs/architecture_portfolio_20160913_for

↑家具に色を入れる例

 

イラレのカラーパレットを使用する

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イラレには「スウォッチ」と「カラーガイド」という機能があります。

スウォッチは、テーマに合わせた色があり、(スウォッチタブで左下のタブを押すとでてきます。)カラーガイドは今選択している色に対して相性の良い色を表示してくれる機能です。

こちらはイラレ内で完結するので、上記のサイトで画像保存してイラレに貼り付けてスポイトで吸い取って、、という手間が必要ないので、スピード感が欲しい方にはお勧めです。

 

 

以上、今回は色についてお話していきました。

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Kyohei