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建築学生がバイトするなら設計事務所の模型バイトがオススメです。

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こんにちは。Kyoheiです。

今回は設計事務所での模型バイトについて、僕の経験を交えて書いていこうと思います。

模型バイトをやろうかどうか迷っている方は必読です!

 

 

 

1.設計事務所でのアルバイトとは

設計事務所に限らず、ゼネコンでもいいんですが、この業界には学生が事務所で働ける通常「模型バイト」と言うものが存在します。

設計事務所不定期で募集していて、業務内容は模型製作の他にCADでの作図補助、資料整理などなど、大まかに言うと設計業務の雑用全般です。笑

僕の時はライノセラスで解析や検討のお手伝いをしたりもしたので、内容は本当にタイミングによって様々です。

 

2.メリットとデメリット

次にメリットとデメリットを見ていきましょう。

デメリットとしては、時給ですが、時給はだいたい最低時給です。笑

事務所によっては高いところもあるみたいですが、そこまで高い時給にはならない印象。

ただ、他のバイトと違ってシフトの自由が利くので、授業のない日は朝から晩までシフトを入れてしまえば一日に稼げる額は大きくなります。飲食や塾講などの、繁忙時だけとか授業のコマが設定されている時間のみ、というようなアルバイトと比べると、逆に月で稼げる額は多かったりします。

 

メリットとしてはやはり、勉強をしながらお金を稼げるところです。

実務を間近で見れるというのは、学生の頃には中々ない経験ですよね。

実際に検討していっている様を見続けることができるので、自分の設計に活かしたり、将来働く時のことを想像しやすいです。

また、ほとんどの所はシフト制で、好きな日に好きな時間(平日だけではありますが。)で入れることが可能です。長期休みに1ヶ月旅行に行ってきます、なんてこと他のバイトだと中々言いにくい仕事も多いですよね。

さらに、急に研究室の活動が、、なんて言っても、同業者なので理解してくれる可能性が高いです。(こちら側としては困るのでなるべくやめてください笑)

それと、将来設計事務所に就職したい方は気になる会社に行くのがオススメです。

どんな人たちが働いている会社なのか、雰囲気は自分に合うのかなど、やってること以外にも社風などを体感できるのは重要です。

更に、他大生と仲良くなれるチャンスがあるのもいい環境ですよね。

他大でどんなことをやってるのかとか、ソフトの主流はなんなのかとか、自分の大学に居ただけでは得られない情報を得ることもできます。

 

3.僕が今までやった模型バイト

体験談として、僕が今までやったことのある模型バイトを紹介していきたいと思います。

 

・某大手組織設計事務所

ここも時給は最低時給でしたが、海外などの先鋭的なプロジェクトも多く、模型を作っていてとても楽しかった印象があります。

会社の中にいると、ミーティングの様子なども見れるので、例えばこの会社はスカイプで海外と英語でミーティングをしていたり、かなり進んだ様子を見ることができたので、やはり自分が行きたい事務所はアルバイトしてみるのはオススメです。

 

・某アトリエ系構造事務所

所員数10人以下の構造事務所にも模型バイトとして働いていたこともありました。

ここでは、普段意匠模型では作らないような軸組模型などを作っていたので、ちょっと視野を広げたいな、という方にはこういう事務所もオススメです。バイトは当時僕1人だったので、他の学生の友達とかはできたりはしませんでしたね。

 

・某スーパーゼネコン設計部

ここが僕が1番長くアルバイトしていた場所です。

時給は上記2か所とあまり変わりません。

会社が大きく、プロジェクト数も多かったので多様な仕事を経験でき、仕事がなくて出勤がキャンセルになるようなことも少なかったです。

また、ゼネコンというだけあって、施工を検討するようなモックアップスケールの模型を作成することもあり、なかなか楽しい仕事が多かったです。

学生バイトの人数も多かったので、友達もたくさんできました。

 

 

今回は模型バイトについてメリット・デメリットと体験談を書いていきました。

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Kyohei