自分で敷地ボリュームを建てる必要なし!無料でダウンロードできる都市モデルサイト
こんにちは。Kyoheiです。
今回は、とても便利なサイトの紹介です。
みなさん、ArchiCADやRevit、Rhinocerosなんかで敷地周辺の建物ボリュームを立ち上げる際、どのような方法でやっていますか?
敷地図を取り込んで、建物高さをひとつひとつ入れ込んで立ち上げている人が多いと思います。
表現する範囲が狭い場合はこれでもよいのですが、都市スケールになってくるとさすがにやってられません。
そこで、最初から建物ボリュームも立ち上がっている3Dデータをダウンロードできるサイトがあるのです!
このサイトでは、限られた範囲であれば有料で、3Dの都市モデルをダウンロードすることができます。
残念ながら、きちんと建物ボリュームが立ち上がっているのは東京周辺など限られた地域のみのようですが、、
課題で都市モデルを作成する際は、是非使ってみてください。
模型道具・材料の節約術!実はもっと安値で買える模型道具紹介
こんにちは。Kyoheiです。
学部生の皆さんは、先輩の卒業設計のお手伝いお疲れ様でした。
日に日に荒れ果てる作業スペースの中、自分の模型道具のことなど考えず、ただ締め切りに間に合うように誰のかわからない近くにあったカッターや金尺を使う。。
終わってみたら、自分の道具がなくなっている!みたいな時期ではないでしょうか。笑
金尺って普通に買ったりすると結構高いんですよね。。
よく使う材料や道具が、もっと安く手に入ったらいいなあ、なんて思いませんか?
そこで今回は、模型を製作する際に必要な材料・道具を、安く買える場所を皆さんにシェアしたいと思います。
1.100円ショップで買う。
模型道具、意外と100円ショップで買えるのはご存知ですか?
もちろん普通に画材屋さんで買うよりクオリティは下がりますが、なんでも高いものを買えばいいという物でもないですよね。
世の中コストと品質のバランスです。安いものを選択肢として知っていて高いものを選ぶのと、知らずに高いものを買っているのでは話が違いますよね。
以下は僕が実際に100円ショップ(ダイソー)で見つけた商品と、従来品(世界堂)との比較を書いていこうと思います。
▪︎ステンレス定規 評価:☆★★★★
まずは模型作りに欠かせないステンレス定規です。これは正規品が300円ほどなので、あまり節約感はないかもしれませんが、2,3本常備する方も多いと思うので安いに越したことはないですよね。
肝心の使用感ですが、こちらの方は正規品より若干厚いため、使った時の違和感は最初ありますが、慣れてしまえばそこまで気にならないかと思います。
全く同じではないということで、星4つにしましたが、かなりオススメです。
ちなみに、、、
30cm定規もありました。笑
これが100円はなかりお得です。
正規品は700円以上するので、お買得感がめちゃくちゃありますね。
▪︎カッター 評価:☆☆★★★
続いてカッターです。
カッターも定規に続いてなくなりやすいランキング上位ですよね。
カッターと定規は模型を作るのに欠かせないので、後輩さんなどに貸すことも多いと思うのですが、貸すことが多いものほどなくなりますよね。笑
カッターは、正規品が600円ほどなので、ダイソーのものだと2本も入ってかなりお買い得なのですが、使い勝手はやや劣ります。
刃を固定する部分が若干緩いので、やはり正規品は優秀ですね。
コスパとのバランスで星3つにしました。
▪︎Gクリヤー(工作用ボンド) 評価:★★★★★
これはもうめちゃくちゃオススメです。
学生の頃とてもお世話になりました。
まず、ボンドは何を使うか論争から始める必要があるかと思うのですが、一番メジャーな接着剤はレモン画翠が販売しているスチレンボンドでしょうか。
機能的なお話ですが、スチレンボンドはスチレンボードを接着するためのに生まれてきたものなので、もちろんスチレンボードに対しては強度もきちんとでます。
しかし、スチレンボンドって、このGクリヤーと比べると、硬化時間が若干長く、しかも強度が出すぎるため、万が一修正が発生した場合、分解が困難になります。
また、プラ板など他の材料に対しては、接着強さはほぼ変わりません。
費用感については、スチレンボンドは一番小さいサイズで100ml600円ほどなので、容量対費用で考えると同じくらいかもしれませんが、スチレンボンドって、最後まで使い来る前にカバンの中で爆発したり、固まってしまったりなど、最後まで使い切る事ってあまりなくないですか?(僕は経験上ないです。笑)
なので、小分けになっていて、ちゃんとフタが付いている方が保存もしやすく、また最後量が少なくなってきても絞り出せるので最後まで使い切ることができます。
また、後輩さんに貸す時、このGクリヤーを一人一本配ってしまえば、スチレンボンドの貸し借りの手間が省けます。
以上の理由により、効率性がグンとあがるので、星5つです。(本当にオススメ)
▪︎コピックマーカー 評価:☆☆★★★
これ、僕が学生の時にはなかったと思うので、最近発売された商品かと思うのですが、とうとうコピックが100円で発売される時代が来たんですね。。笑
しかも2本入り。衝撃だったのでつい買ってきました。
実際に使った使用感ですが、従来のコピックと同じく、マーカーとペンに分かれているのですが、ペンの方は筆ペンではなく、硬いペン先だったので、従来品とはそこが決定的な違いです。よりタッチ感を大切にしたい方にはオススメできませんが、簡単に色塗りを行いたい方にはオススメです。
色も20色展開ほどなので従来品とは程遠いですが、従来品は1本400円ほどするので、値段的にはかなりお得です。
▪︎カッターマット 評価:☆☆☆★★
この辺からはかなり星の数が下がってきます。笑
条件の合う人が使う物ですかね。
こちらは200円の商品です。カッターマットは僕の行ったダイソーではA4サイズが最大でした。建築模型を作る際、A4では少し片手落ちですよね。
例えば家で添景をつくるときに使うとか、カバンの中に1枚忍ばせておくとか、そういう使い方になるかと思います。
▪︎スチレンボード・プラ板 評価:☆☆☆★★
まさか、スチレンボードとプラ板まで100円ショップで売ってるとは。。
ただ、この2つは正直模型道具として使うのは微妙です。
まずスチレンボードですが、厚さが5mmのものしかありません。また、大きさも約A3サイズなので、大きな面積にも対応してません。
更に、表面の紙が若干テカテカした光沢紙っぽい紙なので、従来品とは見た目も切りやすさも若干劣ります。
本当にお金がない、または設計の授業にそこまで予算をかけたくないけど模型は作らなければいけない、などの考えの方にはオススメです。
次にプラ板ですが、これは僕が見たときは半透明のものしかありませんでした。
透明なものがあれば星3つくらいになったと思いますが、半透明だと使用用途が限られるので星2つです。
特殊な用途に使うとき、覚えておくと便利かもしれませんね。
以上が100円ショップで買える模型道具、材料でした。
100円ショップは、基本予算とクオリティのバランスなので、お財布と相談して適度に取り入れてみてください。
2.わき役黒ちゃん
続いて、模型に立たせる人の添景のご紹介です。
「わき役黒ちゃん」というサイトをご存知でしょうか。
こちらは、元々鉄道ジオラマの模型製作用添景を通販されているサイトなのですが、1/100スケールなど様々なスケールの未塗装プライザーが販売されています。
Preiser社が販売している物は200体で8000円ほどしますが、こちらは100体1000円ほどですので、お値段なんと1/4。
完全にお得です。
僕は最初っからこれしか使ってません。(正規品の一括で8000円なんて無理です。笑)
正規品を使ってないので正直比較ができないのですが、1/100なんて人のクオリティが違っても気づきません。「君、これ正規品のプライザーじゃないよね」なんて言われたこともありません。
添景はこれを選択し、他の材料にお金をかけましょう。
【【もっと安いの見つけました】】
この記事を書いてるとき、Amazonだといくらくらいなんだろうと気になって調べたら、もっと安いの出てきました。。笑
こちらですと、1/100スケール100体で297円です。
爆安ですね。
正規品と比べると、、、
正規品:8000÷200=40円
上記品:297÷100=2.97円
10倍以上の値段差がありますね。
クオリティは知りません。笑
どなたか買って見て使用感を教えてください。笑
以上、今回は模型道具・材料の節約術についてお伝えしていきました。
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プレゼンボードやインテリアパースの色について
こんにちは。Kyoheiです。
今回は色についてのお話をしていきたいと思います。
以前、この記事の中で、プレゼンボードの作り方の1つとして色のお話をしていきました。今回はより詳しく色のお話をしていきたいと思います・
1.色についての基本知識
みなさん、「マンセル色相環」というのはご存知でしょうか。
色はこのように色相環で表すことができ、向かい合う色を「補色」といいます。
補色は色の考え方でいうと逆の色なので、一緒につかうとアクセントになったり、相性がよく、ファッションでもお洒落に見える色の組み合わせになります。
イタリア男性が好むと言われている「アズーロ・デ・マローネ」。
「アズーロ(AZZURRO)=空色」「マローネ(MARRONE)=栗色」という意味で、ビジネスカジュアルでもよく取り入れられる色の組み合わせですが、青と茶色(黄・赤系統色)は、色相環でも補色の関係同士であり、論理的にも調和のとれた組み合わせであることがわかりますよね。
色相環に、明度(白と黒の概念)を組み合わせたものが「トーン」になります。
トーンも合わせることで、より自然な配色として見せることが可能になります。
続いて、プレゼンボードやインテリア等を検討する際に、参考になるサイト、ツールなどを紹介していきます。
・Paretton
http://paletton.com/#uid=1000u0kllllaFw0g0qFqFg0w0aF
こちらは過去の記事で紹介しました。
上記の色の基礎知識を読んでいただければわかるかとおもうのですが、このサイト、補色等の相性の良い組み合わせを、同じトーンに合わせてカラースキーム作成してくれるという際とだということがわかります。
自分で補色を見つけるのが難しい、トーンが中々合わない、という方は、是非参考にしてみてください。
・PinterestでColor scheme と検索
Pinterestで「color schemes」と検索すると、上記のようなカラースキームが沢山出てきます。
ボードの基準色を決めたり、パースでも家具や小物の色をカラースキームをつかって整えていくと、ボード全体が整っていきますよ。
↑家具に色を入れる例
・イラレのカラーパレットを使用する
イラレには「スウォッチ」と「カラーガイド」という機能があります。
スウォッチは、テーマに合わせた色があり、(スウォッチタブで左下のタブを押すとでてきます。)カラーガイドは今選択している色に対して相性の良い色を表示してくれる機能です。
こちらはイラレ内で完結するので、上記のサイトで画像保存してイラレに貼り付けてスポイトで吸い取って、、という手間が必要ないので、スピード感が欲しい方にはお勧めです。
以上、今回は色についてお話していきました。
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トヨタの都市プロジェクトで話題!BIGってどんな事務所?ビャルケ・インゲルスってどんな人?
こんにちは。Kyoheiです。
https://twitter.com/s_seeken/status/1217788591981527041
先日、トヨタの都市プロジェクト「Woven City」が話題になりましたよね。
設計はデンマークの建築家、ビャルケ・インゲルス率いるBIG(Bjarke Ingels Group)が担当することになりましたが、BIG日本で設計を手がけるのは初めてなため、BIGをよく知らない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ビャルケの略歴やBIGのこれまでのプロジェクトを紹介していきたいと思います。
1.BIG設立までの道のり
ビャルケは1974年、デンマークに、エンジニアの父と歯医者の母との間に生まれました。
彼は最初は漫画家を目指していたそうなのですが、大学で建築に目覚め、建築家を志します。
そして卒業後、かの有名なレム・コールハース率いるOMAで働き始めるのです。
1998年から2001年までOMAで働いた後、ビャルケはPLOTという事務所を共同で設立します。PLOTは解散する2005年まで、数々の建築を設計しました。
PLOTの解散後、2006年にBIGを設立。現在まで数々の著名な作品を世に生み出し、2020年、日本でのプロジェクトを発表するに至るのです。
2.BIGの作風と代表作
続いて、BIGの作風ついて紹介していきます。BIGの作風を知るのに一番良いのは、BIGの作品集「HOT TO COLD」です。このブログでも何回か紹介しているのですが、BIGの最新のプロジェクトが紹介されている書籍になります。5000円ほどの値段ですが700ページを超えるボリュームで、ダイヤグラムやパースが豊富で英語が読めなくても楽しめる内容となっていますので、是非学校の図書館で探したりしてみてください。
Amazonのリンク貼っておきます。
Hot to Cold: An Odyssey of Architectural Adaptation
- 作者:Bjarke Ingels Group BIG
- 出版社/メーカー: Taschen America Llc
- 発売日: 2015/03/30
- メディア: ペーパーバック
ビャルケはこの本の冒頭で「ENGINEERING WITHOUT ENGINES」という言葉から始めています。彼の作品は、建築の形態によって気候やエネルギーをコントロールしようとする極めてパッシブなアイデアから全体が導かれることが多いのが特徴です。そのアイデアは、熱いところから寒いところまで、様々な気候に対して有効であるという思想から、本の名前をHOT TO COLDと名付けました。
お洒落ですね。笑
今回はこのコンセプトに沿って、環境配慮に対してより顕著な作品を中心に見ていきましょう。
◆MAGIC CARPET
このプロジェクトは中東で計画されたメディア会社の本社建設プロジェクトです。
なるべく小さな建築面積の中で、技術的、景観上の理由により超高層が提案できないという制約の中、2棟のボリュームをもった建物を建てるというのがプロジェクトの条件でした。
BIGは敷地調査の中で、現地のオープンスペースでの生き生きとした人々の活動を目にし、それを活かそうと考えると同時に、中東の厳しい暑さを感じ、いかに熱さをしのぎながら外部空間を豊かにするかにチャレンジしていきました。
そこで彼らは、2棟のボリュームの間に大屋根をデザインし、日射遮蔽を行いながら豊かな外部空間をつくっていくアイデアを採用します。
また、2つに分割されたボリュームの間には風が通り抜け、小さいボリュームによってオープンスペースで空気がかき混ぜられることによって、空気の温度を下げる働きをします。
分割されたそれぞれの空間は、1つ1つ報道スタジオなどになっており、放送の様子などが外部に表出するようになっています。メディアオフィスとしてのシンボル性と、風を砕くという2つの意味を持った形態になっているのです。
◆CITE DU CORPS HUMAIN
続いては、フランスのモンペリエに計画された、人の体に関しての美術館の計画です。
人の指を組んだような、有機的な曲線が特徴的な建物ですが、ファサードにパッシブなデザインが計画されています。
従来的なルーバーの考え方からすると、南は水平ルーバーを設け、東西は垂直ルーバーを設けるのが一般的ですが、
ファサードのルーバーの向きが、有機的に曲線でデザインされているのがこの建物の特徴です。そのルーバーの向きは、太陽高度から一番日射遮蔽に効率的な角度を計算して、それを繋ぎ合わせたものになっているのです。
このようなファサードで環境負荷を低減させようという考え方は「ファサードエンジニアリング」といった分野で日本でも研究が盛んですが、BIGもこうした考えを積極的に取り入れているということですね。
◆LOOP CITY
最後に紹介するのは、コペンハーゲンでの都市プロジェクトです。
LRTという言葉をご存知でしょうか。Light Rail Transitの略で、次世代型路面電車とも呼ばれ、欧米では昔からの路面電車の軌道を再利用し、公共交通として活躍しています。
日本では富山市が先進的事例として注目を浴びています。
コペンハーゲンでも、周辺地域をLRTでつなぐプロジェクトの構想が進んでおり、BIGが計画に関わっています。
では、建築のアイデアを見ていきましょう。
駅周辺というのは人が集まりやすいため、必然的に床の需要が上がり、密度が増えます。駅自体にも床を増やすことが合理的であるというのが1枚目のダイヤグラムです。
2枚目は、駅を中心として密度を高く(床を多く)した場合、離れるほど床の需要は減っていきます。それを形態に落とし込むとなだらかな山の形になります。
山の形の上を電車が走ることを考えると、上り坂では減速し、下り坂では加速します。山の頂上が駅になるわけですから、エネルギーを効率的に使用して電車を走らせることができます。建築=電車の加速・減速装置と捉えているわけです。
駅に停車する際、ブレーキをかけますし、発射する際はアクセルを踏みますから、そこで使われるエネルギーを節約できるということです。
しかし、線路等は街を分断してしまうエッジとしても働いてしまいますし、路面電車だからといって中心地で歩道レベルと同じレベルを走ると、動線の干渉で電車の遅延にもつながります。駅を山形にすることで、街の分断を軽減し、動線処理を上下で行うこともできることを表しているのが4枚目のダイヤグラムです。
このように、建築の形態によって、路面電車のエネルギー効率を操作しながら、街を繋ぐ役割を果たすプロジェクトになっています。まさにENGINEERING WITHOUT ENGINEですよね。
3.まとめ
いかがだったでしょうか。どれも形態が環境的操作に結び付き、さらに建築や都市によっても意味のある、2重3重で有効的な形態操作が特徴な作品が多いですよね。
今回はENGINEERING WITHOUT ENGINEのコンセプトを強調するために、あえて環境的な趣の強い作品をピックアップして紹介しましたが、他にもダイナミックな形態操作が特徴的な、素晴らしいプロジェクトが沢山あるので、是非書籍を買ってみてください。
Hot to Cold: An Odyssey of Architectural Adaptation
- 作者:Bjarke Ingels Group BIG
- 出版社/メーカー: Taschen America Llc
- 発売日: 2015/03/30
- メディア: ペーパーバック
↓高すぎて買えないよって人は。↓
↑BIGのホームページものぞいてみてください。↑
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建築パース作成の際の添景オススメサイト
こんにちは。
今回はパースを作成する際に使用する人物の添景について、おすすめのサイトを紹介して行きたいと思います。
1.パースづくりについて
はじめに、まえがきとしてパース作成について簡単にお話ししていきたいと思います。
3Dの添景は、ArchiCADなどのモデリングをする際に使用します。
2Dの添景ももちろん有用で、フォトショで後入れしますが、クオリティの良いパースをつくる基本として覚えておいてほしいのが、なるべく3Dモデリング時に添景を全て入れてしまうことです。
上のパースはフォトショでイスに座っている人を入れているのですが、(パース左側)
これ本当に見栄えが悪くなりますし、アングルに合う写真見つけて、切り抜いて、角度直して、、というように、手数が多くなってしまいます。(し、だいたいアングルあいません。笑)
コラージュっぽくつくると雰囲気もでますが、センスが必要になります。
上のパースは初期段階での雰囲気を伝えるために作ったものなので、そういう場合はいいのですが、(あまり完成度を求められない場合など。)最終成果品、特に卒業設計や就活のポートフォリオでそういうパースをメインにするのは避けましょう。
2Dで入れる添景は、人、木、空のみにすることが、よく見えるパースをつくるコツです。
こちらのパースは、イスやテーブル、パラソルなどすべてArchiCAD上で入れたものになります。こちらの方がスッキリ見えますよね。
パースの作り方についてはそのうち記事で書きたいと思います。
では、続いて添景サイトの紹介をしていきます。
2.3Dの添景オススメサイト
◆TURBOSQUID
このサイトは比較的使いやすいサイトです。
会員登録が必要ですが、すぐに使うことが可能です。
中には有料でダウンロードするものがあるのですが、検索の際にフィルターでFreeのものだけにしておけば、無料なものを検索できます。
Formatを.3ds、PriceをFreeにしてフィルターをかけて検索してみてください。
◆GRABCAD COMMUNITY
こちらも基本無料です。検索の際、上部のフィルター設定で、CategoryをFurniture、SoftwareをRhinoにして検索すると3dmファイルがヒットします。
◆CGTRADER
このサイトも有料のものが含まれているので、フィルターでFreeのものを絞ってみてください。
ArchiCADで3dmデータを取り込む方法は下記を参考にしてみてください。
(もし、ArchiCAD等へのインポートを詳しく知りたいという方がいたら記事作成しますのでコメント、DM等ください!)
ちなみに、ArchiCADであればあらかじめ3Dの添景が標準装備されていますし、ちょっと特殊なものも検索してダウンロードできるので、あまり無理に他サイトで探さなくてもいいかもしれませんね。
こちらも追々紹介記事書きたいと思います。
3.2Dの添景オススメサイト
◆skalgubbar
このサイトは人の添景が主に見つかります。
詳細な検索はできません。
また、日によって変わります。日替わり定食的な感じなので時々訪れて保存しておきましょう。
◆google画像検索
なんだかんだgoogle画像検索が一番優秀かもしれません。笑
検索の仕方ですが、「人 添景」というように検索しても出てきます。
英語では「cutout」 と調べると出てきます。(上記画像は「cutout chair」での検索結果)
調べ方については、他の方も記事にしていたので参考にしてみてください。↓
https://study.the-pers.com/photoshop/685/
以上、パースをつくる際に便利な添景についてでした。
是非参考にしてみてください。
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